バリコーヒーの栽培は古く、19世紀後半にオランダ人がジャワ島から持ち込んだと
言われています。
本格的には1981年に政府の援助を得たバリの農民が栽培に適したBangliやKintamani
高原地区に植えたのが始まりです。風光明媚なバトゥール火山湖に隣接する肥沃な
生産地域キンタマニで栽培されるコーヒーの中でも、完熟した赤みのチェリーだけを収穫、
自然環境にも配慮しながら、Mengani Millで水洗・発酵・天日乾燥を行い乾燥後は味を落ち着かせるレスティングを行い、良質のコーヒーを生産しております。小農家での庭先栽培と違い良質のチェリーを選別することで安定した品質を供給しております。Wet millインドネシア国営農園会社PTP社が25年前に設立した工場でPTP社の技術を現在に受け継いでおります。現在はPTP水洗工場の成功からバリ州政府の援助もあり、小農家が手製・小規模でWashedコーヒーを水洗精選しています。
「ピーベリー」とは、枝の先端にできることがある”丸豆”です。コーヒーの実には2個の種子が向かい合って入っていますが、ピーベリーは丸い種子が1個だけ入っています。希少な豆として珍重されています。
生産地域 |
インドネシア バリ島 Kintamani地区
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品種 |
USDA Cartica、Cobra、S795 |
農園 |
1Ha規模の小農家 |
標高 |
1150m~1550m |
精製方法 |
Fully Washed、100%サンドライ |
規格 |
ピーベリー |